☆選手別総括・野手(1)
・曽根
打率は0ながら代走・守備固め要因としてチームトップの9盗塁を記録。
・上本
少ない出番ながら要所で好打好守を見せ、存在感を示したシーズンでした。
・鈴木
前半は不振も、五輪後は調子を上げ本塁打を量産、38本塁打に加え6年連続3割となる打率.317を記録。名実共にチームの顔であり、メジャー流出は大きな痛手ですが、快く送り出してあげたいと思います。
・田中
三連覇不動のリードオフマンも.206、2本塁打、1盗塁と振るわず。小園に遊撃の定位置を奪われましたがまだまだ老け込むには早いはずです。
・長野
.216、2本塁打と正直物足りない数字ではありましたが、ここぞという時に見せる存在感は流石でした。もちろんまだまだやれるはずです。
・安部
規定で3割打つだけの力がありながら今季は.252。いまひとつパッとしない近年です。ライバルは多いですが個人的に来季特に期待したい一人でもあります。
・堂林
前年の活躍から一転、.190、0本塁打と不振を極めました。FA宣言せず残留となりましたが、来年は正念場でしょう。
・クロン
非常に期待は大きく、6本塁打を放ちはしましたが、三振も多く6月12日を最後に二軍から上がってくることはありませんでした。結局そのまま退団となってしまいましたが、個人的には非常に惜しい選手でした。
・中村奨
少ない出番の中で、待望のプロ初本塁打を放つなど打撃開花。足も速く、鈴木が抜ける来季はスタメン定着の期待もかかります。
・會澤
出場は70試合にとどまりましたが、経験豊富な彼の力はまだまだ大きいでしょう。正捕手の巻き返しに期待したいと思います。
・坂倉
早くから打撃を評価されてきた選手ですが、今季は.315、12本塁打とブレーク。一塁と捕手の併用で使われてきましたが、捕手としての能力や打撃を生かすことを考えれば一塁起用がベストでしょうか。三塁コンバートの話題もありましたが個人的には一塁で固定してほしいところです。
・菊池
前半戦は打ちまくり、後半は打率を下げましたが意外性の一発を放つなどコンディションが決して万全ではない中で流石の存在感を発揮しました。守備力の高さは今更言うまでもなく、チームにとってなくてはならない選手です。
・三好
守備固めとして貢献も、打率0はやはり寂しいものがあります。打撃の向上に期待したいです。